“質&量”際立つ大阪桐蔭…選抜頂上決戦の両校はプロ野球でもスゴイ
各球団の主力級輩出する大阪桐蔭と履正社
人数が多いだけでなく、各球団の主力級がそろっているのが大阪桐蔭高のすごいところだ。今年のWBCにも平田良介、中田翔、藤浪晋太郎が出場した。
昨日のプロ野球開幕戦では、
〇中日
平田、5番右翼
〇西武
浅村、3番二塁
中村 4番三塁
〇日本ハム
中田 4番一塁
とスタメンに名を連ねている。
履正社高は、ボリュームでは大阪桐蔭に及ばないが、中身では負けていない。
岸田護投手(東北福祉大-NTT西日本-オリックス)1999年
T-岡田内野手(オリックス)2005年
山田哲人内野手(ヤクルト)2010年
坂本誠志郎捕手(明治大-阪神)2011年
寺島成輝投手(ヤクルト)2016年
履正社高は寮がないので、関西出身者が中心だ(下宿生はいる)。史上初の2年連続トリプルスリーの山田哲人、本塁打王をとったT-岡田という強打者がいる。WBCでは山田はリードオフマンとして活躍した。
昨日のプロ野球開幕戦では、
〇ヤクルト
山田 3番二塁
〇オリックス
T-岡田 6番一塁
と2人がスタメンだった。
今後、この2校卒業生は、プロ野球の舞台でも学閥として鎬を削っていくことだろう。
【了】
広尾晃●文 text by Koh Hiroo