過去3年の投打5傑で検証 スタートダッシュのカギを握る「春男」はこの選手

セ打率5傑は…

【セ・リーグ打率5傑】

1.エルドレッド(広島) .365、17本塁打41打点
2.平田良介(中日) .320、7本塁打32打点
3.梶谷隆幸(DeNA) .3163、4本塁打24打点
4.川端慎吾(ヤクルト) .3157、4本塁打25打点
5.西岡剛(阪神) .312、1本塁打21打点

 エルドレッドは2015年はこの時期、故障で出場していない。2年だけだが春先に大当たりしている。平田は、3年連続で3割。彼も「春男」だ。

 西岡は、春先には好調なのだが、ここ3年故障で戦線離脱している。今季はまだ出場していない。最多本塁打は19本のロペス(DeNA)、同じDeNAの筒香嘉智は17本塁打54打点、打率.293。彼もスタートダッシュの良い選手だ。

 山田哲人は3年間では打率.299、14本塁打44打点だが、昨年は.340、8本塁打17打点と好調だった。今季から阪神に移籍した糸井嘉男は、オリックス時代の3年間、打率.304、13本塁打50打点を挙げている。彼が阪神の起爆剤になるだろうか。

 春先の活躍は、ファンの記憶に残りやすい。今季も新しい「春男」が出てくるだろうか。

【了】

広尾晃●文 text by Koh Hiroo

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