ロッテ石川が制球苦戦で黒星発進、WBC影響否定も「打者と勝負できなかった」
球速も低下、「もうちょっと強いボールを投げたかった」
初回2番の中島には150キロの速球でファールさせていたが、2回以降は要所で140キロ台は出すものの、130キロ台の速球が目立ち、明らかに球速が落ちていた。
途中からスライダーを交えて目先を変えたが、カーブでカウントが取れず、ボール先行では苦しい。チームは1-6で敗れ、開幕4連敗。自身も黒星発進となった。
「コントロールだけじゃないですか。もうちょっと強いボールを投げたかった。色々変えながらやっている。しっかりしたフォーシーム(直球)を投げること」と石川。早急に自分の投球フォームを取り戻さねばならない。
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細野能功●文 text by Yoshinori Hosono