マーリンズ本拠地で試合中断のハプニング “乱入”の猫が早くも人気者に
猫嫌いのオズナは「何らかの理由があってここにいるんだね」
係員に体を触られると、レフト方向へ向かって走り出した猫は、センター左のフェンスをよじ登って上部へ。マーリンズの選手がホームランを打った際に電飾や花火で祝う巨大オブジェ「ホームラン・フィーチャー」の上で落ち着いた様子となり、その姿が映像でしばらく映された。
「Cut4」では「最終的に猫はセンターにある『ホームラン・フィーチャー』に家を見つけた」と説明。大活躍だったオズナは、実は猫嫌いであることを告白しつつ、「まず、考えていたんだ。不運だなって。それから僕は分かった。何らかの理由があってここにいるんだね、と言ったんだ。おそらく、僕らの幸運を祈って。毎回守備に出るたびに、僕は猫を見た。『そこで何をしているんだ』って考えていた。最終回には見なかった。どこに行ったのか、分からないよ」と話したという。
また、記事では、マーリンズのドン・マッティングリー監督が「新しいマスコットかな? 黒でなければ良かったのだが」と冗談交じりに振り返ったことも紹介している。
猫の登場に動揺したのか、この回から登板した右腕ジーグラーは2安打で1失点したものの、リードを守る。その後は両チーム得点がなく、マーリンズは8-4で勝利。マーリンズにとって「幸運の猫」となったようだ。ツイッター上で「#marlinscat」のハッシュタグが登場するなど、この猫は早くも米国内で人気者となっている。