21世紀の到達は6人のみ&イチローに続くのは誰? MLB3000安打の高い壁
21世紀で到達した打者は…
ロビンソン・カノは、ヤンキースからマリナーズに10年契約2億4000万ドルの超大型契約で移籍した二塁手。ヤンキース時代は6年連続で3割をマークしていたが、移籍後は.287、.298とやや期待外れ。契約満了までレギュラーで働けば3000本はクリアするだろうが、どこまで頑張れるか。
21世以降、3000本安打を達成したのは以下の通り。
2001年10月7日 リッキー・ヘンダーソン(パドレス)
2005年7月15日 ラファエル・パルメイロ(オリオールズ)
2007年6月28日 クレイグ・ビジオ(アストロズ)
2011年7月9日 デレク・ジーター(ヤンキース)
2015年6月19日 アレックス・ロドリゲス(ヤンキース)
2016年8月7日 イチロー(マーリンズ)
16年で6人だ。それほど3000本の壁は高い。ベーブ・ルースも、ルー・ゲーリッグも、ジョー・ディマジオも、テッド・ウィリアムスも3000本に達せず引退している。この偉大な記録でイチローに続くのは、どの打者だろうか。
【了】
広尾晃●文 text by Koh Hiroo