元中日チェン、5日間で3人目の“ノーヒット降板“ 序盤戦での偉業は困難に!?

「シーズン序盤でのノーヒットノーラン達成は今後ますます難しいものに」

「各球団はシーズン当初のこの時期に、投手を酷使しないよう注意を払っている。これが意味するのは、4月や5月のノーヒットノーランは希少になりつつあるということだ。逆に継投によるノーヒットノーランは一般的になりつつある」

 チームが先発投手に求めるのは、1年間ローテーションを守ること。そのため、開幕当初に無理をさせることは避ける傾向にある。偉業達成の代償として負傷し、離脱するようなことがあれば、大打撃というわけだ。記事では「マーリンズのマッティングリー監督は、ストレイリーを5回1/3で降板させることを躊躇わず、チェンに対しても8回のマウンドに上げる前に交代させた」と指摘。さらに、メジャーでは昨年もノーヒットで降板した投手は多く、マッティングリー監督の采配は驚くべきものではないと言及している。

「野球界では簡単になった事柄もある。しかし、ノーヒットノーランは別物だ。シーズン序盤でのノーヒットノーラン達成は今後ますます難しいものになるかもしれない」

 ヤフースポーツはこう結論づけている。マーリンズは8回のジーグラーは無安打を継続したが、9回1死で3番手ベアクロウがヒットを浴び、継投でのノーヒットノーランも逃した。しかし、完封リレーを達成。5-0で最大の目標である勝利をしっかりと収めた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY