イチロー凱旋弾に対戦相手の元同僚も「身震い」 「本当にスペシャルな瞬間」

元同僚シーガーは万感「対戦相手のホームランを見るのは嫌」も…

 マリナーズの生え抜きで2011年にメジャーデビューを果たしたマリナーズのカイル・シーガー内野手も、三塁の守備位置から万感の思いで放物線を見守っていた。

「対戦相手のホームランを見るのは嫌なものなんだ。でも、あの瞬間は本当に特別だったよ。身震いしたよ。間違いなく、彼との対戦でもホームランは打ってほしくなかったけれど、彼がセーフコで本当に打ってしまった時には、ここで彼が成し遂げたことを考えると、完璧にスペシャルな野球の瞬間だったよ。この1試合とは比べものにならないぐらいに大きなものなんだ」

 記事によると、ルーキー時代に背中を追った偉大な先輩の一撃に、シーガーも感動を隠せない様子だったという。イチローにとってはセーフコ・フィールドで1240本目のヒットとなったが、マリナーズのファンのみならず、選手にとっても忘れられない一本となったようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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