イチロー凱旋試合の一発に自分を“ツネッた”!? 地元メディアに心境語る
古巣本拠地の第4打席で今季初本塁打
古巣凱旋試合の最終戦で劇的な本塁打を放ったマーリンズのイチロー外野手。セーフコ・フィールドを熱狂させた一発を、本人が驚きをもって振り返る様子を地元紙「マイアミ・ヘラルド」電子版が報じている。
19日(日本時間20日)に行われたマリナーズ戦。イチローはかつての本拠地で行われた一戦で「9番・ライト」で先発出場し、3-4で迎えた4回1死走者内なしの第2打席で左前安打をマークした。そして6点を追う9回の先頭で迎えた第4打席ではファンから「イチローコール」の大歓声を浴びる中、右腕マーシャルの真ん中高めへの直球をフルスイング。右中間へ今季1号ソロを突き刺した。
直後、ベテランは颯爽とダイヤモンドを走り抜けると、ダグアウトの上で大喜びするファンに優雅に手を挙げ、「サンキュー」と短く感謝の気持ちを表明。満面の笑みでレジェンドを待ち受ける同僚の祝福にも応えた。
クールな印象が際立ったイチローだが、試合後、地元メディアには自身もその一発に驚いたことを明かしている。