ボテボテ投前内野安打が“ランニング本塁打”に!? マーリンズが幸運な決勝点
パドレス監督もがっかり「なんともみっともないプレーだった」
「Cut4」がタイトルに付けた「リトルリーグ・ホームラン」とは、失策が絡んで打者走者が本塁まで帰ってくること。まさに、その形で決勝点が入った。記事によると、パドレスのグリーン監督は「考えうる限り、なんともみっともないプレーだった…スウィンギング・バントとなったことで、守備陣の調子が少し乱れたね。ソラルテはもっと勢いよくベースカバーに入れただろうが、打者がスイングしたことで一瞬止まってしまった」とこのプレーを悔やんだという。
ゴードン自身も取材に対して「ボーアが得点できたのでよかったと思いながら、三塁で止まるつもりだったんだ。そうしたら(三塁コーチの)フレディが手を回していたので、『わかったよ、もう少し早く走らなきゃ』という感じだったよ」と明かしている。記事では「奇妙なことに、ゴードンがベース1周にかかったのは16.9秒と、決して全速力というわけではなかった」と紹介。それだけ、パドレスの守備がもたついていたということのようだ。
マーリンズはこの回、主砲スタントンの豪快な2ランでさらに2点を追加。その裏に田澤が1点を失ったものの、最後はクローザーのラモスが締めて3点差で勝利した。両チームにとって、まさに大きなワンプレーとなった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count