左肩負傷バムガーナー、ダートバイク事故と正直告白に「嘘つく理由がない」
バムガーナー「こういう事故を犯してしまった時は正直にあるべき」
実は、ジャイアンツの所属選手がバイク事故を起こしたのは、これが初めてではない。2002年に当時正二塁手だったジェフ・ケントがスプリングトレーニング中にバイクで転倒して左手首を骨折。当初は負傷した理由について、ピックアップトラックの荷台から降りる時に転倒したと“嘘”をついていたが、後にバレて球団との関係が悪化したと言われている。この事件は現在でも地元サンフランシスコやファンの間では語り草となっている。
こういった背景もあり、負傷理由はダートバイク事故だったと正直に明かしたバムガーナーに称賛の声が上がっている。これについて左腕自身は「(嘘をつくのは)自分らしくない。こういう事故を犯してしまった時は正直にあるべき。もちろん、正直になったからといって状況が好転するわけじゃないけど、自分らしくない。それに嘘をつく理由がない」と話したそうだ。
記事によれば、ジャイアンツでヘッドトレーナーを務めるグローシュナー氏は、今後MRI検査を行って負傷の症状を見極めた上で、リハビリを行っていくという。一度患部が治癒したら、そこから再び肩を作り始めることになるそうで、少なくとも戦列復帰まで4週間は要する見込みだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count