マーリンズ買収に近づくジーター氏、イチローらが人間性称賛“奇跡的な存在”
マーリンズ球団売却合意報道、ジーター氏への選手反応を米メディアが特集
イチロー外野手、田澤純一投手らが所属するマーリンズのジェフ・ローリアオーナーが元ヤンキースのデレク・ジーター氏らを含む投資家グループに球団売却をすることで基本合意したと米複数メディアが報じた。これを受け、米メディアはマーリンズやジーター氏の古巣ヤンキースの反応なども伝えている。
米複数メディアは25日(日本時間26日)、ローリアオーナーと、ジーター氏や元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏ら投資家グループが球団売却で基本合意に達したと一斉に報道。マーリンズの地元紙「マイアミ・ヘラルド」電子版は関係者の話として売却額が13億ドル(約1443億円)となる見通しを伝えた。
これを受け「マイアミ・ヘラルド」紙はジーター氏に対するマーリンズの選手たちの反応をレポート。イチローらからはその人間性を称賛する声が上がっている。
同紙は「マーリンズはデレク・ジーターを、ただ称賛することしかできない」との見出しで特集記事を掲載。「マーリンズの選手にとってジーター氏が球団オーナーの一端を担うことに関して、何も驚きはない」とレポートし、ヤンキース時代にジーター氏とチームメイトだった選手たちのコメントを紹介した。
救援投手のフェルプスは記事の中で「彼は常にそのようなことを話していたよ」と語り、「彼(ジーター)は勝利を大事にする男だ」、「それが最も大事なんだ、彼が何をしていようが関係ない。彼の次なる試みが何であろうと、それは変わらないと思う」ともコメントしている。