ハム栗山監督、サヨナラ打の大田に「ファイターズに来て良かったと思って」
6回途中を3安打1失点の村田に「特徴のあるボールがうまく使えていた」
日本ハムは3日、本拠地でのロッテ戦で今季2度目のサヨナラ勝ちを飾り、最下位を脱出した。先発・村田が6回途中を3安打6奪三振1失点の力投。打線も1点を失った直後の3回裏に、西川のタイムリー二塁打で同点。1-1のまま迎えた9回には、先頭・中田が中前打で口火を切ると、レアードの二塁打、田中賢への敬遠で無死満塁。絶好機で打席に立った大田が、人生初のサヨナラ打を中前に弾き返し、2-1で劇的なサヨナラ勝利を決めた。
昨季のディフェンディング王者でもある日本ハムは、4月に大きく出遅れたが、暦が変わった5月は2連勝と好発進。栗山監督は試合後、巨人からトレード移籍後1年目で結果を残しつつある大田について「いろんな思いがあると思うし、ファイターズに来て良かったと思ってもらいたい」と活躍を喜んだ。
――ロッテに連勝。
「昨日のことも明日のことも全て忘れて、とにかく今日勝つということをしていくしかないので、今は明日のことしか考えてないです」
――先発した村田投手について。
「村田の特徴のあるボールがうまく使えていたので、良かったと思います」