韓国の“神”、NYの超新人が10傑入り…米メディア選出「MLBトップ100選手」
5位のジャッジ「嵐を呼ぶパワーは前評判通りだった」
4位のクリス・セール(レッドソックス)に続き、5位にランクインしたのがヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手。同僚の田中将大投手に「味方でよかった」と言わせた25歳は走攻守を兼ね揃えた選手だが、4月は打撃が絶好調で、打率.303、10本塁打、20打点、OPSはトラウトに迫る1.161だった。「嵐を呼ぶパワーは前評判通りだった」と絶賛されている。
6位のライアン・ジマーマン内野手、7位のダラス・カイケル投手(アストロズ)、8位のフランシスコ・リンドーア内野手(インディアンス)と続き、9位にランクインしたのが、今季からブルワーズに再輸入されたエリック・テームズ内野手だ。韓国で3年間プレーし、本塁打王に輝くなど大活躍。韓国で“神”と崇められたテームズは、メジャー復帰後もその勢いは止まらず、4月には打率.345、11本塁打、OPSは1.276という圧倒的な数字を残した。寸評では「2017年、彼はボールを虐めることしかしていない」と独特な表現で称えている。10位はミゲル・サノ内野手(ツインズ)となっている。
日本人メジャーリーガーとしては、唯一ダルビッシュ有投手(レンジャーズ)が83位にランクイン。寸評では「契約最終年におなじみの素晴らしいスタートを切ったダルビッシュ。ERA+は驚きの140を記録」と記され、リーグ平均防御率と球場の影響を考慮したERA+が平均の100を大きく上回る数字となっている点に注目している。
果たして次回はランクインする日本人選手の数が増えるのか、ダルビッシュはさらに順位を上げるのか、注目したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count