DL前田健太の軽症主張…ドジャース監督が10日間DL利用の新起用法を示唆

前田は次回先発予定に投げられたか…「おそくら投げられるだろう」

 ドジャースは11日(日本時間12日)、前田健太投手を左太もも裏の張りで10日間の故障者リスト(DL)に入れたと発表した。この日のロッキーズ戦で先発した韓国人左腕リュ・ヒョンジンをDLから戦列復帰させるために枠を空ける必要があったが、前田とリュが入れ替わる形になった。日本人右腕がDL入りするほどの怪我を負っていたのか疑問の声が上がる中、ロバーツ監督は選手がより健康な状態でシーズンを送れるように、選手層の厚さなど状況が許す限り、今季から適用された新たな10日間DLを積極活用する姿勢を見せた。

 10日(同11日)の本拠地ロッキーズ戦に先発した前田は、メジャー移籍後最長となる8回1/3を投げて2失点の快投を披露した。その活躍から一夜明けてのDL入り発表。何の問題もなく登板していたかに見えただけに、いつ怪我をしたのか首をひねる向きも多かった。球団公式サイトによれば、ロバーツ監督は「実は数週前に太もも裏に違和感を感じていた。DL入りの話も合ったが、(前田自身が)先発できるということだったので、投げさせたらいい投球をしてくれた」と明かし、前日の試合中に負った怪我ではないことを明かしたという。さらに、怪我の状態について「ケンタは次回先発予定試合に投げられるか? おそらく投げられるだろう」と話し、場合によってはDL入りしなかった可能性にも触れたそうだ。

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