Wソックス強打者が3暴投で生還 「明晰な野球頭脳」で球団56年ぶり“珍記録”
指揮官は走塁を絶賛「素晴らしい働きをした」
ホワイトソックスは1900年創設の歴史ある球団だが、「Cut4」によると、3暴投での生還は1961年7月14日のJ・C・マーティン以来、56年ぶりの“珍事“。メジャー全体では、昨年8月10日のレッドソックス戦でヤンキースのロブ・レフスナイダーが最後に記録しているというが、記事では、アブレイユが2014年シーズンを最後に盗塁をしていないという事実を紹介。「彼は長距離打者として知られている」とも付け加えた。
その上で「走塁に関して才能がないというわけではない。しかし土曜日夜、彼が持つ明晰な野球頭脳のおかげで、彼は4回裏に独特な偉業を達成した。ワイルドピッチ3つで得点し、(ホワイトソックスは)5-4でパドレスに勝利した」と指摘している。最後の1球は捕手が後ろに逸したものだったが、その前の2つの暴投は前に少しこぼしただけだった。
さらに、記事ではリック・レンテリア監督が「ピトー(アブレイユ)は素晴らしい働きをした。ボールがショートバウンドし、彼は進塁した。セカンド、サードにたどり着いた。最後の(暴投)は明らかに弾いていた。しかし彼はそこへたどり着くために、素晴らしい仕事をした」とアブレイユの走塁を称えたことも伝えている。