韓国メディアは“イチロー超え”注目も…金泰均「アジア新記録」はまだ遠い!?
「アジア記録」まで同一シーズンなら46試合、シーズンまたぎなら40試合が必要!?
一方で、台湾の地元紙「自由時報」は昨年6月、台湾プロ野球・中信兄弟の林智勝内野手がシーズンまたぎでの連続出塁が109試合で止まったことを伝えていた。これは「世界記録」をも大きく超える数字だったが、台湾メディアによると、本人は同一シーズンでの記録ではないことを理由に、イチローやウィリアムズとの比較に興味を示さなかったという。林智勝は2015年に60試合連続出塁でシーズンを終え、昨年は開幕から49試合連続出塁で記録が止まっていた。
昨年8月から出塁を続けてきた金泰均は、今季は開幕から23試合連続出塁中。シーズンまたぎでイチローの69試合連続出塁に並んだことは確かだが、同一シーズンでの連続出塁「アジア記録」(69試合)までは46試合、「世界記録」(84試合)までは61試合を残す。シーズンまたぎでの「アジア記録」「世界記録」(109試合)に並ぶには、あと40試合の連続出塁が必要となる。
いずれにしても、69試合連続出塁が偉業であることは確か。2010年からロッテで2年プレーした強打者は、記録をどこまで伸ばせるのか。今後も大きな注目が集まる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count