田澤純一、悪夢の被弾 降板後は関係者が寄り添う場面「何とか貢献したい」

「不調続きだが?」の質問に「調子は言い訳にならない」

 そして、痛恨の一発を許したグリエルへの1球については「ボール、ボールとなっていた。ストライクゾーンに厳しく行きたかったですけれど、ボール、ボールと続いてちょっと中に入ってしまったと思います」と痛恨の面持ちで振り返っている。

 2013年にレッドソックスのワールドシリーズ制覇にセットアッパーとして貢献した田澤は昨季フリーエージェントとなり、マーリンズと2年1200万ドル(約13億6000万円)で契約を結んだ。ブルペン強化の目玉の1人と期待されたが、今季ここまで16試合に登板し、1勝1敗ながら防御率6.60。実に8試合で失点を喫している。

 15イニングを投げ、11奪三振、8四球、4本塁打と苦しいシーズンを送っている田澤は「移籍後、今季ここまで乱調続きだが?」と質問されると、「調子は言い訳にならないと思うので、しっかりと対応できていないというのは日頃の練習からしっかり調整して、何とかチームに貢献したいと思います」と悲壮感を漂わせ、逆襲を誓っていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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