WBC閉幕から2か月…昨季同時期の成績比較から見た侍ジャパン野手の好不調
内野手では菊池、山田が不調も、坂本、田中は好調
〇内野手 6人
菊池涼介(広島)WBC7試合
2016年 180打数59安打4本25打点3盗 .328
2017年 172打数46安打2本15打点2盗 .267
山田哲人(ヤクルト)WBC7試合
2016年 156打数52安打12本27打点10盗 .333
2017年 159打数39安打5本20打点8盗 .245
坂本勇人(巨人)WBC7試合
2016年 131打数48安打9本26打点1盗 .366
2017年 158打数53安打6本21打点7盗 .335
松田宣浩(ソフトバンク)WBC7試合
2016年 153打数44安打6本24打点3盗 .288
2017年 165打数42安打8本20打点1盗 .255
中田翔(日本ハム)WBC6試合
2016年 164打数43安打5本31打点0盗 .262
2017年 117打数28安打4本20打点0盗 .239
田中広輔(広島)WBC3試合
2016年 175打数55安打2本9打点7盗 .314
2017年 182打数56安打2本20打点10盗 .308
いずれもチームの中心選手の菊池涼介と山田哲人が成績を大きく落としている。菊池は故障で4試合欠場。3年連続トリプル3の大記録がかかる山田は、すべての記録が昨年を下回っている。
対照的に、坂本勇人は昨年同様、絶好調で、WBCの影響は見られない。松田宣浩は打率は低いが、昨年から大きな落ち込みはない。中田翔は故障で離脱したこともあり、チームの出遅れの一因となった。
WBCではあまり出場機会がなかった田中広輔は、昨年同様、今年も3割をキープ。昨年から1番に固定されているが、打点が大きく伸びている。