ハム栗山監督、3回8失点KO有原の一時抹消明言「何とかしてあげなきゃ」
乱打戦を制せず「申し訳ない。それだけです」
日本ハムは27日、本拠地でのソフトバンク戦に8-13で敗れた。この日は両軍合わせて29安打21得点の乱打戦となった。
先発の有原が初回に4点を失う立ち上がり。味方打線が直後に2点を返したが、3回にも4点を失い、3回9安打8失点でKO降板となった。だが、打線は何とか粘りを見せ、4回には近藤の適時打で1点、5回には清水、岡の適時打などで4点を追加。一時は4点差まで詰めたが、捉えきることはできなかった。
試合後、栗山英樹監督は敗戦について「最後まで何とかしようとする姿が前に出ているのはすごくいいこと」とする一方、地元ファンに白星をプレゼントできず「申し訳ない」と話した。また、この日打ち込まれた有原について「何とかしてあげなきゃいけない」と話し、一度落ち着いて調整するためにも登録抹消することを明言した。
――点の取り合いになったが、試合の総括を。
「これだけたくさんの皆さんが見に来てくださったのに、申し訳ない。それだけです」
――3連勝していた有原投手の今日の投球について。
「有原らしさがいつ出るのかという状況だったのですが…」
――その後、エスコバー投手、石川投手がソフトバンク打線を止めきれなかった。
「そんなに簡単な打線ではないので。点が入る動きになっているところで、いろんなことがある。結果的には向こうより点が取れなかったということ」