日ハム敗戦も、貴重なリリーフ左腕が復調「危険球が頭のどこかにあって…」
公文が1軍昇格即登板で1回無失点、吉井コーチは「調子を取り戻していて良かった」
日本ハムの公文克彦投手が28日、1軍昇格して即登板、1イニングを無失点に抑えた。
慌ただしい一日だった。前夜昇格の知らせをもらい、この日午前9時に東京を出発。チーム練習には間に合わず、球場到着後はブルペンでアップを行った。
出番が回ってきたのは4点ビハインドの8回だ。柳田を二ゴロ、内川を二飛に打ち取り2死。そこから右打者のデスパイネと中村晃に連打されたが、無失点で切り抜けた。
「久しぶりで緊張しましたが、先頭を打ち取り、あとは緊張しませんでした」とホッとした表情を見せた。試合は1-6で敗戦も、吉井理人投手コーチは「オープン戦で投げていた時の調子を取り戻していて良かった」と貴重なリリーフ左腕の復調を喜んだ。