「福岡発 売り子名鑑」最初は打率に「?」も必死に勉強 スポーツ大好き美女
子供のころは“未来のなでしこ”、リフティングで驚かれたことも
「ルールとかも知らなかった」という中でスタートした売り子の仕事。始めたばかりの頃には「柳田の打率が3割超えたら、もう1杯持ってきて」というファンの要望に「打率って何? どうやったら上がるの?」と頭の中に“?”が浮かんだ。「ルールを知らないと、お客様と会話が出来ない」と、スポーツニュースなどを見ながら、野球のルールを必死に勉強したという。
もちろん、やりがいはある。「お客様と会話をするのが1番楽しいです」。ヤフオクドームには地元の熊本からのファンも数多く訪れる。名札には「熊本出身」と記しているため「『熊本出身なの?』『熊本のどの辺?』と会話が盛り上がります。地元に帰ったような気持ちにさせていただいてます」。
子供のころは、未来の「なでしこ」だった。小学校1年生から男子に混ざり、クラブチームでサッカーに汗を流した。最初は友達と2人だけだった女子選手が徐々に増え、女子チームが作られるまでに。「AKANE」さんらは熊本県で2位となり、九州大会に出場。後輩たちは全国ベスト8まで上り詰め、アンダーカテゴリーの日本代表に選出されている女子もいる。
トータルで7年、サッカーをプレーし、現役時代のリフティング回数は100回を超え「中学2年でサッカーは辞めたんですけど、高校の体育で50回くらいリフティングしたら、友達にめっちゃ驚かれました」という。小学校4年生からはバレーボールもサッカーと並行してプレーし、水泳やバドミントン、陸上も行っていた。高校入学前にはダンスにも挑戦。ロックやヒップホップダンスの腕も磨いた。