イチローら所属マーリンズ、今夏トレード敢行か 主力外野手も対象との声

8月以降はまったく別のチームに?

 イエリッチは7年4957万ドル(約54億7000万円)という大型契約の3年目で、トレードで獲得した球団は、来季以降も4年保有権を得られる。攻守ともに定評が高い上、まだ25歳と若く、長らく主力として活躍できる可能性が高い。

 26歳のオズナは、昨オフに初めて年俸調停権を得たばかりで、2019年までは球団が保有権を持つことができる。守備の評価も高いが、今季は打率.322、14本塁打と打撃が開花。今季の年俸が350万ドル(約3億8600万円)と高額すぎないため、トレード市場では人気となりそうだ。

 正捕手のリアルミュートは打撃が売りの捕手で、今オフに初めて年俸調停権を獲得するため、球団は2020年まで保有権を持つ。捕手としての技術は平均的という評価が多いが、打てる捕手が少ない中で獲得に興味を示す球団は多いだろう。

 これまで何度も“ファイアーセール”と呼ばれる選手大放出を行ってきたマーリンズ。球団そのものの身売り話も上がる中、どんな動きを見せるのか。複数の大型トレードが実現し、8月1日にはまったく姿を変えたチームになっている可能性もありそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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