“空飛ぶランナー”に球場騒然 三塁走者が驚愕の185センチ捕手越えダイブ
指揮官も驚嘆「普通ではないことだった。予期していなかった」
相手の捕手もスタンドのファンも度肝を抜いた跳躍だが、その驚きはチームを指揮する監督も同じだったようだ。
9回にはリベロもマウンドからジャンプして打者をアウトにしており、ベンチから見守っていたパイレーツのクリント・ハードル監督は「普通ではないことだった。予期していなかったよ。私が今まで見た彼らのジャンプよりも今日は高く飛んでいた」と話したという。
監督も目を丸くしたプレーを見せたマカッチェンだったが、実は得点には結びついていなかった。
捕手のリアルミュートは咄嗟に空飛ぶランナーに反応した。185センチの自らの頭の上を通過しようとするマカッチェンのお尻にタッチ。辛うじてダブルプレーを完成させていたのだ。
惜しくも追加点とはならなかったが、チームは3-1で勝利。そして“鳥人的”プレーを紹介した記事も、マカッチェンを称賛するように、こう見出しがつけられていた。
「アンドリュー・マカッチェンはタッチを避ける為に浮遊を試みる。上手くいかなかったが、アメージングだ」
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count