上原浩治、“直球押し”快投振り返る「今回も140キロに届かない。なんで…」

「諦めてはいるけど、90マイルって表示を見たい」

「左打者の内側に投げれてるのがいいね。怖い気もするけど球が速くない分、内に外にって投げわけないといけないから。もちろん、高低も意識しないと。今回のスピードも140キロに届かない (ーー;) なんでガンが出ないんだろう…。やっぱり投げ方かな? 諦めてはいるけど、90マイル(約145キロ)って表示を見たいんだよね」

 こう胸中を明かした上原だが、140キロに満たないスピードでメジャーの猛者から空振りを量産する直球はまさに“魔球”。地元テレビの解説者は「球速を見れば時速85、86マイル(約137、138キロ)ですが、彼らは速球を空振りしてしまうのです」などと絶賛。実況も「これは(打者に)目に見えないのでしょう」と驚きを隠せない様子だった。

 上原は「流れは良くなかったけど、最終回に打線が繋がったし、これで勢いがついてくれればなぁ」と綴っていたが、カブスは翌17日(同18日)の試合は3-4で敗戦。上原は出番がなかった。ここまで33勝34敗のナ・リーグ中地区2位と調子に乗れていない昨季の世界一球団だが、早くいい流れをつかみたいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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