復活投球の田中将大にNY紙も称賛「主役はタナカ」「ついにエースの投球」

ダルビッシュとの投げ合いで8回零封、米紙称賛「タナカが輝き放つ」

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手との投げ合いで好投を見せたヤンキースの田中将大投手。自身6連敗中だった右腕の好投を地元メディアも高く評価している。

 23日(日本時間24日)に実現したメジャー初対決。田中はダルビッシュと刺激し合うかのようにスコアボードに「0」を並べていった。初回からいきなり2三振を奪うと、2回は3者凡退に切った。3回はヒットと四球で無死一、二塁としたが、ガロを空振り三振、秋を三ゴロ併殺で窮地を脱出。味方の好守に助けられながら4回以降も無失点に封じ、8回3安打9奪三振無失点でマウンドを降りた。

 対するダルビッシュも7回2安打10奪三振無失点の好投。両者譲らず、勝敗はつかなかった。試合は9回に1点ずつが入って延長戦に突入。ヤンキースが10回裏にトレイエスのサヨナラ打で競り勝った。

 田中はここまで14登板で5勝7敗、防御率6.34。今季は21本の本塁打を浴びていたが、5試合ぶりに被弾なく終え、完封勝利を挙げた4月27日のレッドソックス戦以来、2か月ぶりに無失点でマウンドを降りた。

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