4回に待っていた落とし穴 プロ3年目の鷹ドラ1右腕が痛感した「1球の重み」

手応えつかみかけた交流戦、リーグ再開で感じた「違い」

 6月3日のDeNA戦(横浜)でプロ初勝利を掴み、6月17日の広島戦(マツダ)では自己最長となる7回まで投げて2失点。手応えを掴みかけた交流戦だった。

 リーグ戦が再開し、再びパ・リーグの打者との対戦。「いっている」と感じた真っすぐを、捉えられ「真っすぐを弾き返された。今日は、1球で仕留めてくるというのは、違いとして感じました」という。

「今日のことは反省して、次チャンスをもらえるのであれば、それを生かしていけないといけないと思います」

 2014年のドラ1右腕はまだ3年目。1軍での先発はこれで5試合目だ。学ぶことは、まだまだ山ほどあるはず。この日の経験を、また成長の糧としなければならない。

【了】

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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