チャーリー・シーンが神様ルースの“お宝”を出品 オークションで計5億円に
計2品が歴史的高値で落札、WS優勝リングは「リング史上最高額」に
米俳優チャーリー・シーンの所有していたベーブ・ルースの記念品が1日にオークションに出品された。伝説のスラッガーの“お宝”は、合計約440万ドル(約4億9400万円)という歴史的高値で落札されたとESPNが報じている。
人気野球映画「メジャーリーグ」で主演したチャーリー・シーンがオークションサイト「Lelands.com」に出品した野球ファン垂涎のお宝は2点。ヤンキース時代の1927年にワールドシリーズを制覇した時の記念リングは209万3927ドル(約2億3500万円)で落札されたという。
記事では、これがオークションでのスポーツ界のリング史上最高値を記録したと紹介。従来の最高値は、バスケットボールABA(NBAの前身)で「ドクターJ」と呼ばれたジュリアス・アービング氏が、1974年にニューヨーク・ネッツで優勝した時の記念リングだったという。2011年に46万471ドル(約5220万円)で落札されていたといい、伝説のホームラン王の記念リングは4倍以上の値がついたことになる。
2つ目は1919年にレッドソックスからヤンキースに放出された際の契約書。これには230万3920ドル(約2億6000万円)の値が付いたとされている。チャーリー・シーンは、合計で約5億円の高値が付いた2つの逸品を幾らで仕入れたのか覚えていない、と語っていたという。
記事では「彼は20年以上この逸品を享受し、新しいオーナーに渡す時が来たようだと感じていた」と指摘している。