絶対的守護神から便利屋まで パを席巻する「外国人リリーバー」たち
ソフトBに必要不可欠な絶対的守護神
【オリックス】
◯ヘルメン
今季成績:12試合0勝0敗1ホールド0セーブ 13回 防御率2.08
◯ウエスト
今季成績:2試合0勝0敗0ホールド0セーブ 2回 防御率4.50
◯コーク
今季成績:1試合1勝0敗0ホールド0セーブ 4回 防御率0.00
ディクソンを含め、オリックスには4投手が在籍しているが、3人の外国人野手が活躍しているために出場の機会には恵まれていない。そんな中、光る活躍を見せているのがヘルメンだ。力強い真っすぐを武器に、11を上回る奪三振率を記録し、防御率も2点台前半と、確かな存在感を示していた。マレーロの昇格に伴い、現在はファーム調整が続いているが、長いシーズンのどこかで必ず必要になる戦力であることは間違いない。
【福岡ソフトバンク】
◯サファテ
今季成績:30試合1勝0敗3ホールド23セーブ 30回1/3 防御率0.89
来日7年目を迎える右腕の安定感は今季も健在。ここまで松井裕(楽天)と並ぶリーグトップタイの23セーブを記録している。13を超える驚異の奪三振率を誇る守護神は、今季クルーン氏(元横浜、巨人)を抜き外国人最多セーブ記録を樹立。2シーズンぶりの王座奪還を目指すチームにおいて、決して欠くことのできない役割を担っている。
一口に「外国人リリーバー」といえど、場面を問わず登板する便利屋から、サファテのような絶対的守護神まで、その投手が果たす役割は様々だ。現在はファームで1軍での出場機会を窺っている投手でも、終盤で救世主よろしくフル回転することもある。長いシーズンを戦う上で、必ず欠かせなくなる彼らの活躍に注目していきたい。
(記事提供:パ・リーグ インサイト)