広島が今季26度目逆転勝利、8回に鈴木が豪快逆転3ラン 貯金は最大「21」に
3連勝でセ・リーグ独走、1点を追う8回に鈴木が「神ってる」一発
広島は2日、本拠地での中日戦に6-4で勝利した。1点を追う8回に4番の鈴木誠也が起死回生の逆転3ラン。今季26度目の逆転勝利で、貯金は最大の「21」となった。「神ってる」男の豪快な一発で3連勝。独走が続いている。
先制したのは中日。初回、広島の先発・大瀬良から先頭京田が内野安打で出塁すると、大瀬良の悪送球もあり無死二塁に。亀澤が犠打で送り、大島はセンターへタイムリー。先制点を奪った。
さらに、ゲレーロのヒットなどで2死一、三塁とすると、藤井、福田が連続タイムリー。3点をもぎ取った。
一方、中日のドラ1柳は3回まで1安打の好投。4回には広島丸がソロ本塁打を放つも、直後の4回には中日が谷のタイムリーですぐに1点を取り返し、再び3点差とした。
7回、広島は先頭・松山が四球で出塁すると、2死となってから磯村が2ラン。プロ7年目で初本塁打が飛び出し、1点差に迫った。
そして迎えた8回、広島はこの回から登板した岩瀬に対して、田中の四球、菊池の犠打、丸のライト前ヒットで1死一、三塁とする。中日はここで又吉にスイッチするも、4番鈴木が1ボールから内角への直球を完璧に捉え、レフトスタンドにライナーで運んだ。値千金の逆転3ランに、マツダスタジアムは大歓声に包まれた。
9回は守護神・今村が抑えて、広島が快勝。貯金は21に膨らんだ。
(Full-Count編集部)