試合中に客席のファンのアイスを“盗み食い”!? 若手遊撃手の“珍プレー”が話題

ブルワーズのオーランド・アルシア【写真:Getty Images】
ブルワーズのオーランド・アルシア【写真:Getty Images】

スタンドへのファウルを追いかけて…最前列のファンのアイスをパクリ

 ブルワーズの若手野手が試合中にファンのアイスを“盗み食い“し、話題となっている。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「見よ:アルシアが自分自身にファンのアイスクリームをごちそう」とのタイトルで特集した。

“珍プレー”が飛び出したのは、ブルワーズの本拠地ミラー・パークで行われた1日(日本時間2日)のマーリンズ戦。記事では「ミルウォーキーはやや暖かかった。ミルウォーキー(ブルワーズ)のオーランド・アルシア遊撃手は打席だけではなく、フィールド上でもこの暖かさを活かした」と伝えている。

 ブルワーズが7-4と3点リードで迎えた4回無死走者なしの場面。マーリンズのリドルがカウント1-1から三塁方向へフライを打ち上げた。打球はファウルゾーンに入り、そのままスタンドへ。これを猛然と追いかけていったのが、今季守備で著しい成長を見せている遊撃のアルシアだった。

 ボールはスタンドの中ほどに落下したため、当然、捕球できず。しかし、フェンス際までダッシュしていったアルシアは、自身の後方に落ちていった打球に視線を送る最前列のファンの手の中にあったアイスをスプーンでペロリ。これに気づいたファンは思わず笑みを浮かべた。

 記事では「我々はオーランド・アルシアの素晴らしい守備について論じる必要はない。しかし、J・T・リドルの打席中、彼は自分自身にアイスクリームのご褒美を与えた」と紹介。この試合で、5回にアルシアが本塁打を放ったことにも言及し「彼はアイスクリームを食べる権利があることを証明したのである」と付け加えている。

 試合後、アルシア本人は「できる限りファンに楽しんでもらえるよう、ベストを尽くしている。ただ、楽しもうと思っただけだよ」と話し、チームメートのサンタナは「面白かったよ。彼(ファン)は衝撃を受けていた。そして、彼は笑っていたね。本当に素晴らしかったよ」と振り返ったという。

 ブルワーズは8-4で勝利し、ナ・リーグ中地区で2位カブスに3ゲーム差をつけて首位を走っている。

【動画あり】ファンのアイスを“盗み食い”!? アルシアの“珍プレー”

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