MLB外野手が走者もビックリの“珍守備” お手玉→奇跡キャッチで併殺完成
フィリーズの中堅アルテールが珍プレーで投手救う
2日(日本時間3日)のメッツ-フィリーズの一戦で珍キャッチが飛び出した。フィリーズの中堅アルテールが打球を一度はグラブで弾きながらも肩をつたって背後に落ちたボールを奇跡のキャッチ。一塁走者が飛び出しているのを見るとすかさず送球してダブルプレーに仕留めた。
珍プレーが飛び出したのはフィリーズの3点リードで迎えた7回だった。無死一塁の場面でメッツのデューダがセンター方向へ打球を打ち上げた。内野と外野の間に落ちてきたボールにセンターを守っていたアルテールが前進。左手を掲げて捕球したかに見えた瞬間、グラブで打球を弾いてしまい、ボールは左肩をつたって背後に落ちていった。
このシーンで26歳の外野手は一度は視界から消えたボールに驚異の反応を見せ、地面すれすれで奇跡的にキャッチ。直後、走者が飛び出していることを確認すると、すかさず一塁に送球し、間一髪で併殺に仕留めた。結果的に、ここまで1失点と好投を見せていた先発ピベッタを救うビッグプレーとなった。
フィリーズはその後、追加点を奪って7-1で勝利。一塁走者も予想できなかった珍キャッチは現地で話題となり、MLB公式動画サイト「Cut4」でも「見よ アーロン・アルテールがボールをお手玉して、ダブルプレーに」と特集されている。