ソフトB松田「戦犯です」 WBC準決勝のミスからの“復活”を改めて振り返る

ソフトバンク・松田宣浩【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・松田宣浩【写真:荒川祐史】

雑誌の中で当時の複雑な胸中を告白、その後“回復”して200号も達成

 ソフトバンクの松田宣浩内野手が、今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での“ミス“について振り返り、「戦犯です」と明かしている。試合直後には「あそこはホントに試合を大きく決めるところだった。しっかりホームで殺すべきだった」と後悔していたが、やはり複雑な思いを抱いていたようだ。

 松田は野球日本代表「侍ジャパン」の一員として、WBCに出場。正三塁手、そしてムードメーカーとしてチームを牽引した。しかし、準決勝の米国戦で同点の8回1死二、三塁の場面で、ジョーンズの三ゴロをファンブル。記録上はエラーとはならなかったものの、三塁走者の生還を許し、これが決勝点となった。

 1日に発売された雑誌「CoCoKARAnext」(http://cocokara-next.com/latestIssue/)の中で、松田はこの場面について改めて振り返っており「戦犯です。あの日、負けた原因を作った張本人」と胸中を明かしている。一方で、ホテルに帰るまでは精神的に厳しかったとしつつ、そこからどのように切り替えたかなどにも言及している。

 6月27日には通算200号を達成した松田。WBCでの苦い経験を経て、それを乗り越えたことで、さらに一回り大きな選手になったことは間違いなさそうだ。

(Full-Count編集部)

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