「マイナス0.5差」のソフトB、首位獲りへ石川が先発「順位とか意識しない」
「鷹の祭典 2017」専用ユニホームを着用「モチベーションの1つだった」
前回登板だった6月27日の日本ハム戦(ヤフオクD)では、自己最長となる7回を無失点に抑え、12個の三振を奪う圧巻の投球を披露した。「ブルペンでもいい感じで投げられていましたし、前回も途中から感じは良かったので、スンナリ入っていけると思う」。今季5度の先発登板で、失点は2が最多。安定した投球を続けており、その姿からは頼もしさすら、滲み出てきている。
「前回の途中から横(を向いている時間)の間とタイミング、ボールを叩けている感覚が良くなって来ている。足を上げてから、地面に足が着くまでの時間ですね。その感覚的なところのいい感じが出てきている」と状態はさらに上向いている様子。「自分の中では(オリックスには)日本ハムよりもいいイメージがある」とも言う。
4日のオリックス戦からは、17日の西武戦でスタートする「鷹の祭典 2017」に先立ち、「鷹の祭典 2017」専用ユニホームを着用して試合を戦う。今季は白地に赤のストライプが入る「1(ワン)ダホー!ストライプ2017」。石川は「格好いいですし、鷹の祭典用のユニホームを着たいと思っていた。それを着られるまで1軍に残れるように、というのもモチベーションの1つだった」という。念願だったユニホームを身に纏い、石川が首位取りのかかるマウンドに上がる。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)