「マイナス0.5差」のソフトB、首位獲りへ石川が先発「順位とか意識しない」

ソフトバンク・石川柊太【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・石川柊太【写真:藤浦一都】

前回登板は12Kの快投、「目の前のことを全力でやり切るだけ」

 2日の楽天戦(Koboパーク宮城)に勝ち、首位攻防3連戦に勝ち越し。首位・楽天とのゲーム差をひっくり返したソフトバンク。試合消化数と勝率の関係で、「マイナス0.5ゲーム差」の2位ではあるが、ついに、首位浮上が見えてきた。4日からは本拠地ヤフオクドームに戻り、3連勝中のオリックスを迎え撃つ。

 ソフトバンクがオリックスに勝ち、ロッテと戦う楽天が敗れれば、勝率でも上回り、今季初の単独首位に立つことになる。

 その一戦の先発マウンドを託されるのが、昨季途中に育成から支配下となり、今季急成長を見せている石川柊太投手。ここまで3勝を挙げている右腕が、中6日でチームの先陣を切る。

「順位がどうなるとか、結果とか、意識しないですし、投げた後のことはどうしようもないこと。目の前のことを全力でやり切ることだけを意識してやります」。3日にヤフオクドームで行なった投手練習を終えた石川は、首位浮上のチャンスにも、変に気負うところなく、冷静に言葉を並べていった。

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