ロッテドラ1佐々木の2軍落ちが決定 伊東監督が明言「次はしばらくない」
楽天戦で6回途中3失点で降板のルーキーに苦言「攻めてない。恐る恐る投げている」
ルーキー佐々木千隼投手の2軍落ちが決まった。ロッテの伊東監督は5日の楽天戦後、6回途中3失点で降板し、今季7敗目を喫した佐々木に関し「次(の登板)はない。しばらくないです」と登録抹消を明言した。
4回に0-1から角中、パラデス、鈴木の3連打で一度は逆転したが、5回に再逆転され、1点差の9回には内がウィーラーに18号2ランを浴びて勝負を決められた。借金も28とさらにふえ、全員ミーティングを招集。6四球の佐々木には厳しい言葉のオンパレードだった。
「気持ちでしょう。攻めてない。恐る恐る投げている。今年入ったルーキー。若さを前面に出してほしい。制球に不安のあるのはわかるが、向かっていく姿勢がない。名前で負けている。そういう選手を抑えないと、この世界ではメシを食っていけない。目をつぶってもストライクが投げられるコントロールを勉強してほしい」と伊東監督。何とか成長してほしいと、目をつぶってチャンスを与えてきたが、指揮官の忍耐もついに切れた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)