プロ初勝利を目指す3年目右腕、DeNA飯塚が粘りきれずに5回途中5失点
2点リードをもらいながら3回に2者連続弾で逆転許す
6日の阪神戦でDeNA飯塚がプロ3年目の初勝利をかけて先発した。
6月19日のオリックス戦(横浜)で初登板すると、制球力の高い直球とキレのあるフォークボールを中心に5回2安打で6奪三振無失点の好投で首脳陣の信頼を得た。1軍の試合日程の関係で1度選手登録を外れたが、それでも27日のイースタン・リーグ日本ハム戦で7回3安打2失点。当日は親子ゲームで1軍首脳も視察している中で堂々の投球を披露し、7月4日の故郷・新潟での先発に指名された。
待望の凱旋登板は降雨で無念の中止となったが、これまでの投球が評価されて、この日の先発を任された。
1回に鳥谷に四球、糸井の右前打などで1死一、三塁とされると福留に先制打を許した。不安定な立ち上がりに1点を失ったが、その裏に主砲・筒香の逆転12号2ラン、2回には倉本のタイムリーで3-1のリードをもらった。
だが、この日の飯塚は粘れない。3回に中谷に場外同点2ラン、続く原口に勝ち越しソロを浴びる。5回は安打と味方の失策などで1死一、三塁としたところで2番手の藤岡にマウンドを譲った。その藤岡が坂本にスクイズを決められるなどしたため、飯塚は5回途中5失点の内容だった。
初勝利はならず、味方に逆転を託して一塁ベンチから戦況を見守った。
(Full-Count編集部)