楽天が今季初の首位陥落も銀次「これから攻める野球を見せていけたら」
西武菊池に手も足も出ず、今季3戦3敗…
楽天は7日、本拠地での西武戦に0-5で敗れた。マイナス0.5ゲーム差のソフトバンクが日本ハムに勝ったため、2位に転落。今季、初めて首位の座を明け渡した。
今季2戦2敗だった西武・菊池を攻略できなかった。初回に1番島内、2番ペゲーロが連打を放つも、クリーンアップが打ち取られて先制のチャンスを逃した。3回には1死から失策と四球で走者をためたが、3番ウィーラーが二飛、4番アマダーが空振り三振に倒れた。8回には走者を三塁に置いて、アマダーの打球はセンターライナー。ホームに帰ることはできなかった。
結局、菊池から放った5安打はすべて左打者。右打者は無安打に終わった。2回以降は毎回の14三振を奪われ、梨田監督は「右(打者)の方が(ストレートの)角度があって、外からのスライダーもあるから難しかったのかもしれない。初回の一、二塁でチャンスがありながら0点ということで残念だった」と話した。
先発・辛島はピンチを抑えきれなかった。3回2死一、三塁で一塁走者の源田が盗塁。捕手細川の二塁送球がセンターへ抜ける間に三塁走者の炭谷がホームインし、先制された。なおも2死二塁で浅村に左中間を破る適時二塁打を浴びた。