5連敗ハム栗山監督、「1番中田」起用は「自分の中では思い持ってやっている」

日本ハム・栗山英樹監督【写真:田口有史】
日本ハム・栗山英樹監督【写真:田口有史】

ソフトバンク戦完敗で借金18、大谷久々快音も「打たない打席の方が気になる」

 日本ハムは8日、ソフトバンク戦(札幌D)に2-5で敗れ、5連敗。借金は18に膨らんだ。

 主砲の中田をプロ初の1番、中継ぎの井口をプロ初先発と思い切った策に出たが、ハマらなかった。栗山監督は中田の1番起用について「自分の中では本当に思いをもってやっていること」と明かした。

 試合後の一問一答は以下の通り。

――プロ初先発の井口投手について。

「初回緊張したと思うし、こういうチーム状況で、井口もすごく丁寧に投げすぎたというのもあって。でも、バランスというか、先発の適性というのもあるのかなというのがあったのかなと。あそこで代えさせてもらいましたけど、すごくいいものを見せてくれた。可能性を感じました」

――プロ初と言えば、中田選手を1番で起用した。いろいろな思いがあっての起用だったと思うが。

「本当にその通りですね。何がということはないですけど、自分の中では本当に思いを持ってやっていること」

――大谷選手が久々にヒットを打った。状態についてはどう見ているか。

「それよりも打たない打席の方が気になります」

――3打席がマックスということになるのか。

「いやいやいや。順序よくいっている。今日最初から決めていることがあるので、その通りに従うので」

――マーティン投手が1点ビハインドの場面で登板したが。

「中10日以上になってしまう。間が空きすぎるとよくないので今日行ってもらいました」

――前半戦札幌での最後の試合になる明日に向けて。

「選手たちもそうですけど、ファンの皆さんにも本当に嫌な思いをさせている。それは僕の責任なので本当に申し訳ないと思っています。嫌な思いをした分だけ、プラスになると信じて一生懸命やります」

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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