ブルージェイズ右腕の“曲がりすぎる”スライダーは反則級!? 「馬鹿げた動き」
アストロズ戦で快投のストローマン、コレアを空振り三振に仕留めた1球が「ただ率直に、ひどい」
ブルージェイズのマーカス・ストローマン投手が8日(日本時間9日)のアストロズ戦で7回6安打1失点6奪三振3四球と好投し、9勝目(5敗)を挙げた。3回に青木の四球とスプリンガーの適時二塁打で先制を許したが、4回以降はつけいる隙を与えない快投。6回に強打者コレアから空振り三振を奪ったスライダーの切れ味が「馬鹿げた動き」などと話題になっている。
ブルージェイズが5回に3点を奪い、試合をひっくり返した直後の投球だった。先頭レディックを空振り三振に仕留め、1死走者なしでコレアを打席に迎えたストローマン。カウント2-2と追い込むと、5球目は外角へのスライダー。投じられたボールは、打者の手前で急激に変化し、ストライクゾーンからボールゾーンへと逃げていった。
コレアは為す術なく空振り。「MLB GIF」がツイッターで「ただ、率直に、ひどい」と“反則級”のボールだったことを伝えると、ファンからも絶賛のコメントが投稿された。
「オールスター級」
「ワオ、これは見事」
「冗談だろ」
「馬鹿げた動きだ」
「この人は真のMVPよ」
「頼む、エンゼルスに(来てくれ)!」
ストローマンはこれで早くも今季9勝となり、デビューイヤーの2014年にマークした11勝(6敗)を超え、自己最多勝利を挙げることになりそうだ。
ブルージェイズは7-2で勝利。アストロズは19試合連続で3得点以上を挙げていたが、ストローマンらの好投でこれがストップしたと、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は伝えている。