楽天福山の雄叫び 大ピンチ切り抜け、開幕35試合目も防御率0.00継続&4勝目
1死満塁の場面で中村を遊ゴロ併殺、楽天に勝利もたらす投球
楽天の福山博之投手が気迫十分の投球で防御率0.00を継続させ、今季4勝目を挙げた。
9日の西武戦。同点の7回にマウンドに上がると、1死から秋山、源田、浅村に3連打を浴び、満塁とされる。開幕から34試合連続自責ゼロを継続させてきた右腕が、大ピンチを背負った。
しかし、続く中村への初球、145キロのシュートを内角に投げ込むと、注文通りの遊ゴロ。併殺で3アウトとした。大ピンチを無失点で切り抜けた福山は、捕手の嶋を指差しながら思わず雄叫び。その後、右拳をぐっと握りしめた。
すると、楽天は直後の7回に銀次が値千金のタイムリー。1点を勝ち越し、5-4で勝利した。35試合連続自責ゼロを継続させ、チームに勝利をもたらした福山は、自らも4勝目。ソフトバンクが敗れたため、楽天は「-0.5ゲーム差」で首位を奪回した。