米球宴ホームラン競争、優勝は合計47本で初出場の“超新人”ジャッジ
前評判に違わぬパワー披露、最長飛距離は156.4メートル
第88回オールスター戦のホームラン競争が10日(日本時間11日)に行われ、決勝でアーロン・ジャッジ(ヤンキース)がミゲル・サノ(ツインズ)を11-10で破り、見事初優勝を飾った。
昨季覇者スタントンが敗れる波乱の起きた第1ラウンドでは、22本塁打のジャスティン・ボーア(マーリンズ)を23本塁打で1本上回り、勝ち抜けを決めた。第2ラウンドでは、ドジャースの新人コーディ・ベリンジャーを13-12で下して、見事決勝進出を果たした。
決勝では、第1ラウンドでマイク・ムスタカス(ロイヤルズ)、第2ラウンドでゲリー・サンチェス(ヤンキース)を倒したサノと対戦。先に打席に立ったサノが10本塁打を放つと、満を持して登場したジャッジは、次々と飛球をスタンドに叩き込み、残り1分58秒で11本目が着弾。合計47本塁打で優勝を決めた。
ジャッジは、第2ラウンドで513フィート(約156.4メートル)の超特大弾を放ち、この日の最長飛距離を記録。“超”新人として話題のジャッジが、初の大きな”タイトル”を獲得した。
【第1ラウンド】
ミゲル・サノ(ツインズ)11本 ◯
対
マイク・ムスタカス(ロイヤルズ)10本
ゲーリー・サンチェス(ヤンキース)17本 ◯
対
ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)16本
チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)14本
対
コディ・ベリンジャー(ドジャース)15本 ◯
ジャスティン・ボーア(マーリンズ)22本
対
アーロン・ジャッジ(ヤンキース)23本 ◯
【準決勝】
ゲーリー・サンチェス 10本
対
ミゲル・サノ 11本 ◯
コディ・ベリンジャー 12本
対
アーロン・ジャッジ 13本 ◯
【決勝】
ミゲル・サノ 10本
対
アーロン・ジャッジ 11本 ◯