ホークス工藤監督「試合が動く予感あった」 後半戦初戦で納得の白星
猛打賞の松田「後半がんばろうという気持ちはあった」
「(シーズン後半戦は)いいスタートだね。鷹の祭典ということもあるけど、緊張感がある中でスタートして、先制されてみんなに火がついたというところはある。決めてくれたのは4番、5番だけど、松田くんも上林くんも高田くんもよくがんばってチャンスを作ってくれた」
指揮官の言葉どおり、相手の暴投で貴重な1点をもぎ取った8回も猛打賞の松田宣浩がつないだことが大きかった。
「オールスターでは打てなかったので、何とかシーズン後半がんばろうという気持ちはあった。鷹の祭典でファンと一体となってみんなで勝ちを作れたことは大きい」と松田は胸を張る。
オールスターで輝いた選手も活躍できなかった選手も、チームに戻っての初戦でそれぞれの役割をしっかりと果たした。決して派手な勝利ではなかったが、確実に18日以降につながる白星だったといえるだろう。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)