ベテラン外野手のグラブを“葬式”に…メジャーで試合前に前代未聞の儀式

本拠地ミニッツ・メード・パークでのマリナーズ戦前に前代未聞の“葬式”が行われた【写真:Getty Images】
本拠地ミニッツ・メード・パークでのマリナーズ戦前に前代未聞の“葬式”が行われた【写真:Getty Images】

青木も出席、2か月以上も守備についていないベルトランのグラブを…

 青木宣親外野手の所属するアストロズが17日(日本時間18日)、本拠地ミニッツ・メード・パークで行われたマリナーズ戦前に前代未聞の“葬式”を行い、大きな話題となっている。青木も出席した。ESPNが報じている。

 試合前の本拠地の外野に、アストロズの選手が集まった。全員が厳粛な表情。ブライアン・マッキャン捕手は黒いローブに身を包み、まるで司祭のようだった。

 厳かな雰囲気の中、ピッチ上で行われた前代未聞のスタジアムでの葬式。ただ、そこで葬られたのは人間ではなかった――。

「カルロス・ベルトランは2か月以上、グラブを使っていない。だから、月曜日にヒューストン・アストロズはセンターに集合した。偽の葬式を行い、彼のグラブを安らかに横たえた」

 記事ではこう報じている。RIP(Rest in peaceの略で「安らかに眠れ」の意)と記された墓の模型に加え、棺桶の代わりに白い箱に入ったベルトランのグラブがフィールドに安置されると、選手は片膝を付き、冥福を祈った。青木もこの葬儀に参加していた。

指揮官は「完全に諦めたわけではない」

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