ドジャース、最近34試合で30勝目! カーショー“宝刀”カーブは「不条理」
最近34試合は勝率.882、カーショーはメジャー断トツの15勝目
ドジャースは18日(日本時間19日)のホワイトソックス戦に1-0で勝利し、最近34試合で30勝4敗と圧倒的な強さを見せている。この試合では、メジャー最強左腕クレイトン・カーショー投手が切れ味抜群のカーブを駆使するなど7回7安打無失点、7奪三振1四球の快投。メジャー断トツの15勝目(2敗)を挙げた。
ドジャースは1回表にベリンジャーのセンター前へのタイムリーで先制。その後はカーショーがホワイトソックス打線を抑え込み、8回は防御率1.60のセットアッパーのバエス、9回は防御率0.88の守護神ジャンセンが無失点でつないだ。
万全のリレーで“スミ1”勝利。6月17日レッズ戦~同28日エンゼルス戦に続き、この1か月で2度目の10連勝となった。最近34試合は30勝4敗と勝率.882の圧倒的な強さ。ナ・リーグ西地区は6月上旬までダイヤモンドバックス、ロッキーズとの三つ巴だったが、ドジャースはこれで65勝29敗の貯金36として、2位ダイヤモンドバックスに10.5ゲーム差をつけている。
カーショーは今季15勝2敗で勝率.882。この試合では、初回、5回とメルキー・カブレラから“宝刀”カーブで2つの三振を奪ったが、そのあまりの切れ味にMLB公式サイトはツイッターで動画を紹介。この日の投球内容を伝えるとともに「クレイトン・カーショーはただ不条理だ」と脱帽している。
地区5連覇は濃厚。今年こそ29年ぶりのワールドシリーズにたどり着けるか。ファンの期待は高まっている。