レンジャーズ、ダルビッシュのトレード放出に向けて情報収集開始と米報道
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まだトレード決心せずも、見返りとなる若手有望株を各球団に打診か
7月31日のトレード期限が迫る中、レンジャーズのダルビッシュ有投手の去就に注目が集まっている。ダニエルズGMは、ワイルドカード(WC)でのプレーオフ進出を諦めていないようだが、後半戦スタートから7戦を2勝5敗と大きく出遅れ、今季95試合終了時点で借金は5となっている。
このままWC争いから脱落するようであれば、レンジャーズはトレード期限間際に戦力放出に踏み切ることになるだろう。その時、最も大きな見返りが見込めるのがダルビッシュだ。「Yahooスポーツ」のジェフ・パッサン記者によれば、レンジャーズはダルビッシュをトレードに出した場合、見返りに獲得できる若手有望株について、他球団に打診し、調査を始めたという。
記事によれば、先発投手の補強目指しているチームは、アストロズ、ブルワーズ、ヤンキース、インディアンス、ロッキーズ、ドジャースの6球団で、いずれも傘下マイナーには潤沢な有望株を揃えている。これらのチームが、どのレベルの有望株を何人トレードに出す用意があるのか。それがレンジャーズが求める見返りの大きさに達しているのか。興味深いところだ。
この先、しばらくはダルビッシュのトレードに関する報道が続々と出てくることになりそうだ。
(Full-Count編集部)
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