広島、本拠地黒星も緒方監督ナインねぎらう「最後までしっかりした試合」
小刻みに反撃も、中日の一発攻勢に及ばず
広島は21日、マツダスタジアムで行われた中日戦に5-8で敗れた。先発したジョンソンが3回途中6失点で降板し、打線は小刻みに反撃したが、中日の一発攻勢に及ばなかった。
終始、相手に主導権を握られた展開だったが、緒方監督は「最後まで諦めることなく野手が攻撃してくれた。九里と高橋(樹)もゲームを壊さずしっかり投げてくれた」と選手をねぎらい、「結果的に負けでも、最後までしっかりしたゲームができた」と、落ち込む様子はなかった。
ジョンソンについて質問されると「それを言わせたいの」と、やや不穏な空気にもなったが、「後半戦はジョンソンと(野村)祐輔が、投手陣を引っ張っていってほしい。今日の結果は残念だけど、また次までにしっかり調整して、取り返してくれると思います」と次回に期待した。
最後は「明日からまた、頑張ります」と会見を締めくくった緒方監督。地元での完敗にも、一戦一戦の勝敗には一喜一憂しない、という姿勢が垣間見えた。
(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)