専大松戸のドラフト候補・川上が自己最速146キロ計時も…痛恨2ラン被弾
9回には自らの暴投で失点「焦ってしまった」
専大松戸のドラフト候補右腕・川上鳳之投手が22日に行われた全国高校野球選手権千葉大会の準々決勝、東海大市原望洋戦で自己最速145キロを更新する146キロをマークしたが、延長10回、相手エース金久保に右中間へ痛恨の決勝2ランを浴びて5-7の敗戦。準々決勝で涙を飲んだ。
9回には1点リードの2死満塁でカウント1-2と追い込みながら自らの暴投で同点の悪夢。「平常心を忘れないようにと思ったが、焦ってしまった」と唇を噛んだ。
この日は151球を投げて被安打10、4奪三振、6四球。専大松戸関係者は、リリーフの決断が遅れての川上続投をさかんに悔やんだ。川上は18日の市川戦では9三振を奪うなど、トレーニングと投げ込みで年々ストレートの球速も上がっている。悔しい敗戦の中にも「うまく(球に)力を伝えれれるようになってきた。自己最速です」と手応えをつかんでいた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)