23歳遊撃手、三遊間の深い位置から一塁へどよめき呼ぶ送球「素晴らしい肩」

強肩ぶりを見せつけたカージナルスのポール・デヨング【写真:Getty Images】
強肩ぶりを見せつけたカージナルスのポール・デヨング【写真:Getty Images】

打撃でも存在感示すデヨングの「並外れたプレー」

 カージナルスのルーキー内野手が強肩ぶりを見せつけ、称賛を浴びている。

 22日(日本時間23日)の敵地カブス戦。0-0の初回、2死一塁でカブスのコントレラスのゴロが三遊間の深い位置へと飛んだ。カージナルス遊撃のポール・デヨングがこれをつかむと、三塁方向へ体が流れた状態から、反転してジャンピングスロー。ほぼ三塁ベースの後方からのスローイングになったが、ダイレクトで一塁手のグラブに収まり、コントレラスは間一髪でアウトになった。

 その強肩ぶりに敵地はどよめきに包まれ、数少ないカージナルスファンが立ち上がって拍手を送る姿も。地元テレビの実況は「一塁へ長い距離のスローイング…ワオ、なんて送球だ! ポール・デヨングが並外れたプレー」と興奮気味に伝えた。

 MLB公式サイトもツイッターで「これは簡単ではない。でも、ポール・デヨングにとっては簡単なように見えた」と動画を紹介。ファンからは「なんてことだ。素晴らしい肩だ!!!」などと称賛の声が上がっている。

 23歳のデヨングは今年5月下旬にメジャーデビューし、ここまで二塁と遊撃でプレー。打撃でも45試合で打率.279、11本塁打、25打点と鮮烈な活躍を見せており、クリーンアップでも起用されている。この試合も先制のソロ本塁打を放ったが、カージナルスが2-3で逆転負けを喫した。

【動画】三遊間の深い位置から反転してジャンピングスロー、敵地のどよめき呼んだデヨングの「素晴らしい肩」

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