イチロー代打で左前打 メジャー通算3057安打で歴代22位ビジオに「3」
田澤は1回1失点もリード守り今季4ホールド目、マーリンズは2連勝
マーリンズのイチロー外野手は22日(日本時間23日)、敵地でのレッズ戦に代打で出場。レフト前ヒットを放ち、メジャー通算3057安打とした。田澤純一投手は2点リードの8回に5番手で登板し、1回2安打1死球1失点で今季4ホールド目。マーリンズは5-4で勝利し2連勝とした。
田澤は2点リードの8回に登板。先頭デュバルに死球を与えると、スアレスにはセンター前ヒットを許して無死一、二塁とされた。続くジェネットは二塁手ゴードンのグラブをかすめてセンター前に抜けるタイムリー。1点差とされ、なおも無死一、三塁とピンチが続く。
しかし、メゾラコは高めへの直球で空振り三振。さらに、キブルハンは一塁ライナー。ボーアがつかむと、一塁走者が飛び出していたため併殺で3アウトとして、何とかリードを守った。
イチローはその裏、田澤の代打で登場。2死走者なしの場面で、2球で追い込まれるもファウルで粘ると、右腕イグレシアスの97マイル(約156キロ)の速球を鮮やかにレフト前に運んだ。これが3試合ぶりのヒットで、メジャー通算3057安打目。歴代22位のクレイグ・ビジオ(通算3060安打)に「3」とし、今季打率は.233となった。
続くゴードンもレフト前ヒットで続いたが、スタントンは凡退して追加点はならず。それでも、マーリンズは9回を守護神ラモスが抑え、勝利した。
(Full-Count編集部)