「パ・リーグTV」の内部を大公開! 動画編集の舞台裏に迫る
「パ・リーグとセ・リーグのファンに垣根は無いはずです」
――野球に関わることで、こういうことをしてみたいなどのプランはありますか?
「とにかく自分ができることは動画の再生回数を1回でも増やすこと。現在の再生回数を見ると…0が1つ足りないでしょうか。10倍と考えると途方もない数字に思えますが、自分がやるべきことはまだまだ沢山あります。パ・リーグとセ・リーグのファンに垣根は無いはずですし、海外の野球ファンにも、より多くの人に興味を持ってもらえるようなコンテンツ制作を目指します」
――この仕事をやっていてよかったと感じる瞬間は?
「月並みですが、自分が作った動画を見て喜んでもらえた瞬間です。『おかしい』『変』『マニアックすぎる』といったコメントも、自分にとっては最高の褒め言葉ですね」
――この業界を目指している人たちに向けてのメッセージをお願いします。
「今はパソコンやスマートフォンで誰でも動画編集ができる時代ですから、映像制作を仕事にしたいというのであれば、編集だけではなく撮影や選曲、CGデザイン等、色々なことが出来た方が良いかと思います。分業制だった一昔前と比べれば、個人の能力や魅力がそのままコンテンツに反映されますが、きっとその分だけ仕事のやりがいや喜びは大きいはずです」
――最後に、パ・リーグTVで配信される動画を楽しみにしている方々へ向けたメッセージをお願いします。
「いつもパ・リーグTVをご視聴いただきありがとうございます。パ・リーグもセ・リーグも、ファンの皆さんと共により一層野球が楽しくなるようなコンテンツ作りに挑戦していきますので、今後もよろしくお願い致します」
日本人の大半がスマホを所有している現代において、テレビによる視聴ではなく、PC・スマホ・タブレットによるネット視聴が主流になりつつある。だからこそ外出中や、帰宅時などにも試合中継のライブ視聴が可能となっている。とはいえ、全試合を見続けている人だからこそ分かる選手の魅力や、注目すべきポイントをまとめた特集動画には、ただ試合を見ているだけでは感じることのできない良さがギュッと凝縮されて存在する。
「パ・リーグとセ・リーグのファンに垣根は無い」と中村氏が語ったように、今後も“広い視野”でプロ野球ファンの期待に応える新たな動画が次々に生み出されていくことになるだろう。パ・リーグの魅力、プロ野球の魅力の全てを広めるべく、パ・リーグTV、そして中村氏の挑戦は続く。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)